カツラをかぶると、薄毛が進む

毛染めは、シャンプーよりもひどいかぶれ方をするのですから、とくにアトピーの人はもちろん、ヘアダイをするなど言語道断です。症状を悪化させるだけです。
花粉症の人は、花粉症の出ている時期だけでもヘアダイをひかえるべきです。気がついていない方もいるでしょうが、花粉症のときの肌をマイクロスコープで診ると、真っ赤に炎症を起こしています。そんな状態でヘアダイをすれば、かぶれ方もいっそうひどくなることは、火を見るよりも明らかです。とはいえ、白髪はやはり気になるでしょう。若い女性なら多少とも流行をとりいれたいかもしれません。それなら、害がずっと少ないヘアマニキュアなどでしのいではどうでしょう。また、植物からとられたヘナも、アレルギーを起こすことが少なくありませんが、それでも、ヘアダイよりはずっと人体への害が少ないことが知られています。ただ、ヘナだけではなく、他の化学物質を混ぜている場合も多いので、自分にあったものを探して使ったほうがよいでしょう。なお、パーマも当然、肌に悪影響を与えますが、私がおおぜいの女性の肌を診てきた経験では、ヘアダイに比べれば害は少ないようです。とはいえ、パーマは毛髪をパサパサに傷め、頭皮へダメージを与えて薄毛を早める原因となります。肌のためにも、そして、なによりも髪のためにも、パーマもかけないにこしたことはありません。
カツラをかぶると、薄毛が進みます。頭皮が蒸れるためです。蒸れるということは、湿気が多いということです。湿気が多いということは、頭を長時間すっぽり水に浸けているのと同じことで、頭皮は水を吸ってふやけてしまいます。そして、カツラをとった瞬間、ふやけた頭皮は、乾燥した外気にさらされることになり、このとき、頭皮の表面だけ先に乾燥して、て、内側は湿ったまま残されます。乾燥した表面は縮むけれど、湿った内側は縮まないのですから、頭皮の細胞はすべて外側へそってしまいます。こうしてできた隙間から、中の水分がどんどん蒸発して、頭皮を乾燥します。女性用の電気カミソリも売られていますが、同じ理由で深剃りしがちですので、安全カミソリを上手に使うほうがそれこそ安全でしょう。女性の場合も、何もつける必要はありません。深剃りにならないように、刃を押しつけず、軽いタッチでそれば、それほど肌を傷める心配はありません。

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