シャンプーは一気にやめるのが一番

「自分が最後にお風呂に入るときは、100回ブラッシングしたあと、湯船に髪を浸けて洗います。長い髪には、『浸け洗い』がぴったりです」脱・シャンプーをして2年目と3年目の夏には、1か月に1~2度の頻度でシャンプーをしました。「あの暑さの中でも、絶対にシャンプーしない、とそこまでがんばる必要はないと思うようになったんです。シャンプーで洗えばすっきり気持ちがいいですから。ただ、シャンプーをすると、もうテキメン、しばらくは皮脂バランスが崩れます。あと、お酒を飲みすぎた翌日も、ベトつきますね(笑)」ニオイは気にならない、と胸を張る山口さん。「息子に『お母さん、お酒くさい!』といわれても、『髪がくさい!』とは言われなくなりました(笑)」山口さんは化粧品によるスキンケアを断ち、顔もからだもせっけんを使わずにお湯だけで洗っています(これから紹介する2人のドクターも、この点は同様です)。シャンプーもやめたいま、旅行へ行くのにのにも、ジムへ通うのにも、ケアのためのものといえばワセリンひとつの身軽さ。けれど、なにより軽くなったのが、山口さんの心でした。「煩悩から解き放たれたような、魂までシンプルになった気がします。
ちなみに、娘さんと息子さんはともに10歳になるまでずっとノン・シャンプーでしたし、顔もからだもお湯だけで洗っていました。「年頃になると周りに影響を受け、興味をもってシャンプーをしはじめたようですが、2人ともアレルギーもなく、いたって健康です」
大学病院と私立のクリニックに勤務する形成外科医の毛利麻里さん(43歳)が5年ほどまえにシャンプーをやめようと決意したのは、肌のためでした。
ファンデーションをダブル洗顔で落としていたのですが、あるときから、急に肌が荒れて皮がむけ、赤みも出るようになりました。「ファンデーションをやめて、水洗顔だけにすると、じきに肌荒れはよくなったのですが、赤みだけはどうしてもとれないのです。原因はシャンプーかもしれない。そう思って、シャンプー断ちを決意しました、それも東京の酷暑の真夏に……」ある日、地下鉄のホームに電車が入ってきたときのこと、風圧で髪がふわーっと顔の前に舞いあがりました。その瞬間、自分の髪がにおったのです。「電車の中でもにおっていたかもしれない!私のうしろにいた方、ごめんなさい、と心の中で謝りましたね(笑)」ニオイだけでなく、頭皮のベタつきも気になりました。職業柄、患者さんと近くで接しなければならないのですから、から、シャンプー断ちを宣言したとはいえ、数日に1度はシャンプーをして、アルコール系のヘアトニックなども使っていました。

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