体験者が語る脱・シャンプーについて

シャンプーをしない女性なんかよほど偏屈で、しゃれっけもない変人だろうと思われるかもしれませんが、とんでもない。彼女たち3人はいずれも40代前半の知的な美人。しかも優秀で、おしゃれで、流行に敏感で、自信にあふれ、酒がめっぽう強い、うるわしきドクターたちです。3人とも薄毛でもなんでもなく、豊かなロングヘアをしていますが、界面活性剤の害が気になって、水洗髪に変更したのです。髪の長い彼女たちは、われわれ短髪の男性陣よりもはるかに苦労したようで、その分、工夫もしています。男女を問わず、シャンプーをやめようとしている人たちの参考になるでしょうし、くじけそうになったときには勇気百倍、ふたたびやる気がモリモリわいてくるはずです。東京・白金で美容皮膚科クリニックを開業している山口麻子さん(42歳)は、シャンプーをやめて3年がたちます。子どもの頃は赤毛だったのが、「ワカメのようように」真っ黒になって、ツヤも出てきたと喜んでいます。長年のシャンプーですっかり増えてしまった皮脂。それをシャンプーなしで流すだけでも大変なのに、そのうえ、脱・シャンプーを始めたのが蒸し暑い梅雨でした。「最悪のタイミングです(笑)。指で頭皮にさわると、ワセリンでもつけているかのように、ベトベト、ギトギトで、ブラッシングすると、皮膚角質(フケ)と皮脂とホコリでブラシが真っ白になりました」シャンプーしたい気持ちを抑えて、東京の暑い夏をひたすら「根性で」耐え抜いたといいます。
「このままシャンプーをやめていれば、かならず皮脂は減ってくる。そう信じて、大丈夫、大丈夫、と自分にいいきかせていましたね」ところが、10月に入ると、ベトベト、ギトギトがふいにおさまったのです。「ホントにふしぎです。ブラシにも白い汚れがつかなくなっていたんですよ。それからは、美容室でも、頭皮がどんどんきれいになって、いい感じですよ、などとほめられるようにもなりました」その美容室のオーナーは、脱・シャンプーにも理解があり、山口さんも正直にシャンプーをやめたことを伝えたそうです。
山口さんの脱・シャンプーの大いなる助けになったのが、ブラッシングです。朝起きてブラッシング、家に帰ってブラッシング、お湯洗髪するまえにブラッシングをまめにおこないました。「あっちの方向、こっちの方向、というふうに、いろいろな方向からブラッシングするんです。これだけで、汚れがかなり落とせます。

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